家庭用脱毛器の効果は? 脱毛サロンとどっちが良い?

徹底比較

脱毛器は大きく分けて「業務用」と「家庭用」の2種類があります。

最近は自宅でも簡単に脱毛ができる家庭用脱毛器もたくさんの種類があり、どれを選んで良いのか、また脱毛サロンに通うのと何が違うのか悩んでしまいますよね。

シンプルに考えると、サロンで脱毛したい人は脱毛サロン、自宅で脱毛したい人は家庭用脱毛器…となりますが、同じ脱毛でも特性が異なるので、そうシンプルではありません。

脱毛効果や価格等、見るべきポイントは多々あり、口コミや人気だけで選ぶのはNG。

家庭用脱毛器と脱毛サロンのそれぞれの特徴やメリットを詳しく解説していきましょう。

家庭用脱毛器選ぶなら、6万~10万円台のものがおすすめ

まず、脱毛サロンでも家庭用脱毛器でも施術した部分はもう二度とムダ毛が生えてこないかというと、そうではないんです。

永久脱毛の定義は、「脱毛1か月後の毛の再生率が20%以下である」状態をいいます。

体毛を永久に生えてこない状態にするのは非常に難しく、永久脱毛といえるのは医療脱毛クリニックでの脱毛だけです。

家庭用脱毛器は効果が感じられないかというと、そうではありません。

ひとことで家庭用脱毛器といっても、5,000円程度で買えるものから、10万円ほどする本格的なものまで様々。

あまり安いものは威力が弱かったり、安全基準があいまいだったりするのでおすすめできません。

6万円~10万円くらいの価格帯のものは、脱毛効果が期待できるでしょう。

25万~40万回程度の照射が可能ですから、数年間はカートリッジを取り換える必要もなく使うことが可能です。

家庭用脱毛器は火傷に要注意。産毛には効果なし?

空いた時間にいつでも手軽に脱毛ができるのが家庭用脱毛器のメリットですが、デメリットもいくつかあります。

全身脱毛の場合、自分では手が届かない部位が結構あること。

VIOライン(特にOライン)は粘膜の近くで色素沈着もしやすい部位ですから、火傷をしてしまうことも…。

また、顔の産毛に関しても家庭用脱毛器では効果が感じにくいかもしれません。

脱毛のライトは黒いものに反応するため、産毛のような細い毛だと効果を発揮しづらいのです。

産毛まで綺麗にしたいなら、出力の高い脱毛サロンの方がおすすめです。

家庭用脱毛器と脱毛サロンを比較

脱毛サロン

脱毛効果:高い
痛み:強め
脱毛範囲:基本的に全身可能
脱毛期間:1~2年
肌トラブル:ケアあり

家庭用脱毛器

脱毛効果:中
痛み:弱め
脱毛範囲:できない部分あり
脱毛期間:継続が必要
肌トラブル:自己責任

家庭用脱毛器は効果が脱毛サロンより劣る分、痛みも弱めなのが特徴。

ただし、家庭用脱毛器の中には効果も高く痛みも大きいものもあるため、購入前に調べましょう。

脱毛サロンの場合、痛みが強めではあるものの、経験のあるスタッフが丁寧に施術してくれる上、もし肌トラブルがあっても提携する医療機関で診てもらえるサポートが充実しているところの方が多いです。

家庭用脱毛器の場合、ずっと自分で脱毛するため、脱毛器を持つ手がつかれます。

背中やうなじなど自分ひとりでは脱毛できない部分があるのも難点。

また、家庭用脱毛器はVIOに使用できない機種も多くあります。

脱毛サロンなら身体の隅々までスピーディーに施術してもらえます。

全ての部位を脱毛してもらえるため、全身がツルツルになれて満足感高いです。

コストパフォーマンスでは家庭用脱毛器の方が1照射あたりは安くなりますが、カートリッジが消耗品のため、買い替え続けないといけません。

脱毛効果を考えると脱毛サロンや医療脱毛よりコスパが悪くなることも。

期間的にみても、1~2年で脱毛が完了する脱毛サロンと比べて、家庭用脱毛器はずっと処理し続ける必要があります。

コスパの高い脱毛方法はサロン+家庭用の合わせ技!

一番コスパが高い脱毛方法は、脱毛サロン+家庭用脱毛器の合わせ技!

範囲が広く自宅でも脱毛しやすい腕、脚、背中などは家庭用脱毛器を使い、VIOや産毛などプロの手を借りた方が安全な箇所は脱毛サロンにお任せするのがおすすめです。

家庭用脱毛器を1台持っていれば、もし何年かたって少しだけムダ毛が生えてきたとしても、すぐに自分でケアができます。

脱毛サロンでもう一度契約する必要がないのは、かなり大きなメリットですよ。

まとめ

本気で脱毛したい人は脱毛器よりも脱毛サロン、永久脱毛したいなら医療脱毛へ行くことをおすすめします。

脱毛完了までの期間を考えると、家庭用脱毛器は果てしなく使い続けないといけないため、労力がかかりすぎます。

脱毛サロンのようにはっきりと効果を得ることはできないですが、「脱毛サロン通いが終わったけど、漏れがあった」「完了したけど、少しだけ生えてきた」そんなトラブルがあった人は、家庭用脱毛器で残りの毛を脱毛すると良いでしょう。

また、脱毛サロンや医療脱毛クリニックが遠くにしかない場合も、家庭用脱毛器の方が良いです。

自分の生活環境やどの程度脱毛効果を望むのかに合わせて効率よく脱毛を進めていきましょう。

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